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信託銀行が発行する円ステーブルコイン「JPYSC」|SBIとStartaleが2026年内の発行を計画
結論:信託銀行が発行する、企業向けの円ステーブルコイン
報道によれば、SBIホールディングス傘下のSBI新生信託銀行が発行体となり、暗号資産交換業のSBI VC Tradeが取り扱い、ブロックチェーン開発をStartale Group(Astar・Soneium関連)が担う円建てステーブルコイン「JPYSC」が発表されました。ブランドとロゴの公表は2026年2月27日、発行は2026年第2四半期(4〜6月)を目標とし、当局(金融庁)の承認が前提とされています。
この記事のポイント
・JPYSCは「信託銀行が発行する」円ステーブルコイン(発行=SBI新生信託銀行)
・取り扱い=SBI VC Trade、技術=Startale Group という役割分担
・信託の仕組みで裏付けられ、企業の財務・送金・大口決済を主な用途に想定
・目標は2026年Q2の発行。当局承認が前提であり、時期は前後しうる
・先行するJPYC(資金移動業として2025年に発行開始)とは別の取り組み
何が新しいのか
日本では2023年の資金決済法改正で、ステーブルコインを「電子決済手段」として発行できる枠組みが整いました。発行できるのは主に銀行・資金移動業者・信託会社です。今回のJPYSCは、このうち信託銀行を発行体とする点が特徴です。
報道による主な特徴は次のとおりです。
- 発行体は信託銀行:SBI新生信託銀行が発行し、裏付け資産を信託の仕組みで管理します。無登録・無裏付けのコインとは異なり、利用者から見たカウンターパーティ・リスクを抑える設計とされます。
- 役割分担:発行(信託銀行)/取り扱い(SBI VC Trade)/技術(Startale Group)に分かれています。
- 想定用途:個人の少額決済より、まずは企業の財務管理・国際送金・大口決済が主な狙いとされています。
なぜ重要なのか
円建てステーブルコインは、いま日本で最も動きの速い領域のひとつです。これまでに資金移動業として発行が始まったJPYC、トラストバンク型のJPYSC、と発行モデルの異なるコインが相次いで登場しています。それぞれ裏付け資産・発行体・規制の枠組みが違うため、利用者にとっては「誰が発行し、何で裏付けられているか」を確認することがますます大切になります。
なお、本件は暗号資産を金融商品取引法へ移す改正案とは別の流れです。ステーブルコインは引き続き資金決済法の枠組みで扱われる見込みで、改正案の対象とは区別されています。
まだ確定ではない点
JPYSCの発行は金融庁の承認が前提であり、2026年Q2という時期も目標です。実際の発行条件・対応チェーン・利用範囲は、公表時に変わる可能性があります。最新は各社の公式発表と金融庁の情報で確認してください。
よくある質問
Q. JPYCとJPYSCは何が違う? A. ざっくり言うと発行体と規制の枠組みが違います。JPYCは資金移動業者として、JPYSCは信託銀行を発行体として発行する計画です。どちらも円に連動する設計ですが、裏付け方法は異なります。
Q. もう買える? A. JPYSCは2026年6月時点で発行前(当局承認待ち)です。発表内容も予定であり、確定情報ではありません。
参考・出典
- FinanceFeeds「SBI, Startale unveil JPYSC yen stablecoin targeting Q2 2026 launch」(2026-02-27): https://financefeeds.com/sbi-startale-jpysc-yen-stablecoin-q2-2026-launch/
- bitcoin.com News「Startale and SBI Holdings to Launch JPYSC, Japan's First Trust Bank-Backed Yen Stablecoin」: https://news.bitcoin.com/startale-and-sbi-holdings-to-launch-jpysc-japans-first-trust-bank-backed-yen-stablecoin/
投資にあたっての注意
本記事は2026年6月時点の公開情報・報道に基づく解説であり、投資助言ではありません。制度や各社の動きは変わることがあります。最新は公式・一次情報を確認してください。
本記事は情報提供のみを目的とし、投資・金融・取引の助言ではありません。価格は参考値で古い場合があります。投資判断はご自身の責任で。