ブラックロックとは?IBIT・BUIDL・運用資産13.9兆ドルの実像をわかりやすく解説
ブラックロックは運用資産約13.9兆ドル(2026年3月末)の世界最大の資産運用会社。ビットコインETF「IBIT」は374日で純資産800億ドルのETF史上最速記録を作り、ETHAやBUIDLも展開。日本の個人はIBITを直接買えません。
RWA
RWAは国債・不動産・ファンドなど現実の資産をブロックチェーン上のトークンにする動き。世界最大の資産運用会社も参入した本命領域。
RWA(Real World Assets)は、米国債・不動産・プライベートクレジットのような「現実世界の資産」をトークン化し、ブロックチェーン上で保有・移転できるようにする取り組みです。24時間決済・小口化・プログラム可能性という利点があり、金融機関そのものが主役として参入している点で、これまでの暗号資産ブームと質が異なります。
実は最も成功したRWAはステーブルコイン(法定通貨のトークン化)です。その次に来たのがトークン化国債で、2024年のBlackRock参入が転換点になりました。日本でも不動産STOや信託型の基盤が着実に広がっています。
READING PATH
HISTORY
「株や債券をトークンに」という構想が先行したが、法整備と市場が追いつかず多くは実用化に至らなかった。
Centrifuge などが売掛債権等を担保に DeFi から資金調達する仕組みを開始。DeFiと現実資産の最初の接続。
Franklin Templeton が米国で登録投信をパブリックチェーン上で運用開始。伝統金融の実験が始まった。
米金利上昇を背景に「オンチェーンで持てる米国債利回り」の需要が拡大。Ondo などが台頭した。 解説記事 →
世界最大の資産運用会社がトークン化ファンドを開始。RWAが「本物の金融インフラ」への道に乗った合図とされる。
個人が小口で持てる不動産STOが定着し、信託銀行系のトークン化基盤の整備が進む。ステーブルコイン法制と並び、日本が比較的進んでいる領域。 解説記事 →
CONCEPTS
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COMPANIES
この分野を動かしている会社を、歴史と事実で一社ずつ。推奨・投資助言ではありません。
ブラックロックは運用資産約13.9兆ドル(2026年3月末)の世界最大の資産運用会社。ビットコインETF「IBIT」は374日で純資産800億ドルのETF史上最速記録を作り、ETHAやBUIDLも展開。日本の個人はIBITを直接買えません。
日本のデジタル資産基盤Progmat社のプロファイル。三菱UFJ信託銀行からの分社(2023年10月)、3メガ信託・JPX・SBI等の株主構成、ST基盤の国内シェア、Progmat Coin、個人投資家との接点を整理します。
USDC発行体Circle社のプロファイル。2025年6月のNYSE上場(CRCL)、創業者ジェレミー・アレール、準備金と毎月の証明、2023年SVB事件、SBI経由の国内初USDC流通、Tetherとの違いを中立に整理します。
USDT発行体Tether社の国籍・沿革・非上場である事実・準備金の透明性を巡る歴史(2021年の当局和解)・GENIUS法への対応・日本での取扱い状況を、一次情報ベースで中立に整理した企業プロファイルです。
LATEST
骨太方針2026(7月21日閣議決定)は「オンチェーン金融」推進を明記。脚注はその土台をトークン化預金・ステーブルコインと定義。
2026年7月16日時点のrwa.xyzで、RWAトークン化の市場規模はDistributedベースで343.2億ドル、ステーブルコイン総額2,994.0億ドルを含めれば約3,340億ドルです。数字が10倍ズレるのは、ステーブルコインを含めるか、DistributedとRepresentedのどちらを見るか、いまの残高を見るかコンサルの2030年予測を見るか、という3つの選択の違いによるものです。
「RWAトークン化プラットフォーム」は、ファンド運用・発行/移転代理・保管・取引という4つの別々の仕事をまとめて指す言葉で、1社が全部を担う例はほとんどありません。2026年7月時点で稼働している主要プレイヤーは、Benji Investmentsアプリなど一部の例外を除き、機関投資家または適格投資家に限定されています。
日本はステーブルコインを改正資金決済法の電子決済手段として規制。円建てはJPYCが国内初、USDCはSBI VCトレード経由、USDTは承認チャネルなし(2026年4月時点)。
結論:JPYCは日本円に1:1で連動する国内初の円ステーブルコインで、2025年10月27日に正式発行。法的には資金決済法上の「電子決済手段」で、ビットコイン等の暗号資産とは別物です。買い方・使い方は公式の「JPYC EX」で円を入金して発行(購入)し、同額の円に償還できます。
結論:日本では暗号資産は「資金決済法」のもとで登録制(金融庁登録の交換業者だけが営業可)。一方、円ステーブルコインは2023年施行の改正資金決済法で『電子決済手段』として暗号資産とは別枠に整理されました。さらに2025年末の税制改正大綱では、暗号資産を金商法(FIEA)へ移す方針が示されています。
結論:ペイパルは2026年3月17日、ステーブルコインPayPal USD(PYUSD)をアジア太平洋・欧州・中南米・北米の70市場に拡大したと発表しました。残りの市場も順次対応予定とされます。
結論:2026年4月10日、香港金融管理局(HKMA)はステーブルコイン条例に基づく初の発行体ライセンスを、HSBCとAnchorpointの2社に付与しました。36件の申請から選ばれ、香港のデジタル通貨競争が本格化します。
結論:ステーブルコインは価値を法定通貨などに固定したデジタル通貨。送金・決済・DeFiの『土台』として急成長していますが、裏付け資産の質やディペッグ(価格乖離)のリスクがあり、種類ごとの違いを理解することが大切です。
Q&A
重なりますが同じではありません。STOは法律上の有価証券のトークン化を指し、RWAはステーブルコインや国債・不動産・債権まで含む広い概念です。日本ではSTO(不動産小口化)が個人に一番近い入口です。
日本では証券会社経由の不動産STOが最も現実的です。海外のトークン化国債の多くは適格投資家や非居住者向けで、個人が直接買えるものは限られます。ステーブルコインを「使う」こと自体もRWAの利用です。
決済が24時間・即時になり、事務コストが下がり、これまで分割できなかった資産を小口化できるためです。投機ではなく「金融インフラの更新」として捉えられています。
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